2023/11/20 自然栽培のお米 販売開始します

お米作り

今年も、自分たちが、家族が食べたいお米を作ることができました。

自家採種してお米の命をつなぎ、土地のチカラ、太陽と月のエネルギー、水の恵みでできたお米。

有り難いことに、今年も家族が1年間いただく以上のお米を収穫させていただきました。釜戸で新米を炊き、味噌汁と一緒にいただいた時の歓び。有り難いな、幸せだな。そんな氣持ちにさせてくれるからお米ってやっぱりすごいな、と思います。

今年は、ミナミニシキ、鳥取旭、黒米、赤米の4品種作りました。

オンラインストアからご注文いただけます!https://hachidorikoubo.stores.jp/

※直接購入ご希望の方はDMください。

※お取り置きご希望の方は、オンラインストア備考欄またはDMにてお伝えいただけますと、ご希望の時期にお届けします。

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◯品種について

【ミナミニシキ】

コシヒカリに代表されるようなモチモチしたお米の遺伝子を持たないこの品種は、さっぱりした食感で、体への負担も少ないのが特徴です。それでいて、豊かな甘味も感じられてとても美味しいです♪長年、自然栽培で種を繋いでこられた方から2021年に種籾を譲っていただき、自家採種して3年目の品種です。お正月やお祝い事など「ハレの日」にはお餅やおはぎが楽しみのひとつですが、日常の「ケの日」にはサッパリした品種もオススメです。

【鳥取旭】

鳥取旭は、約80年前に栽培が始められ、戦後間もない頃には鳥取県推奨米として長きに渡り多くの農家によって栽培されていました。その後、肥料で米を育てる時代へと移り変わるにつれて、倒伏しやすく、脱粒しやすい鳥取旭は次第に作られなくなり、絶滅寸前の幻の品種になりました。今でも、数件の農家さんが種を繋いでいる、貴重な品種です。私が栽培している鳥取旭の種も、県内で鳥取旭を栽培されている農家さんから分けていただいた自然栽培の種を自家採種して繋いでいるものです。鳥取旭は「昔のお米の特徴を引き継ぐあっさりとしたお米」で、大粒で食べ応えがあるのに体への負担が小さいのも特徴です。

◯種について

3年前に自然栽培の種籾を購入してから、毎年無農薬で繋いできた種です。稲は基本的に自家受粉する植物で、基本的に固定種と言えるそうです。毎年自家採種を続けることで、よりこの土地に馴染んだお米になっていくように思います。

◯栽培方法、保存方法

これまで3年以上、農薬や除草剤、肥料を入れていない圃場で作付けし、稲刈りをした後に稲架掛け天日干し乾燥させています。脱穀後は籾摺りした玄米を保管庫(冷蔵、常温)で保存しています。精米はご注文に応じて30kg単位で行い、できるだけ鮮度の良い状態でお届けできるように心がけてます♪

◯令和5年のお米づくりの記録

お米づくり記録① 浸種〜播種編

2023/4/27 お米作り記録① 浸種〜播種編
今年も始まった、お米作り。 4月〜11月まで続く、一大イベント。家族が1年間主食するため待ったなしのお仕事が始まる! まずは浸種〜種まきまで。 月暦に則って新月のサイクルでの播種をひとつの節点に設定しているので、逆算して4月14日に湯温消毒...

お米づくり記録② 育苗〜田植え編

2023年 お米作り記録② 育苗〜田植え編
4/27 新月サイクル(月齢0日〜7日頃)に合わせて播種した苗箱たち。 4/27 播種して並べた苗箱 その後の育苗の様子です。 5/4 (播種から7日目)のミナミニシキ 5/4 (播種から7日目)の黒米 5/4 (播種から7日目)の赤米 芽...

お米づくり記録③ 除草と成長編

2023年お米作り記録③ 〜除草と成長編
今年は、18アールの田んぼと12アールの田んぼ2枚に田植えをしました。 18アールの田んぼ こちらは『ミナミニシキ』を植えた田んぼ。 1年目、2年目はアイガモ農法をしていた田んぼですが、今年はアイガモの居ない自然栽培になりました。 田植え後...

お米づくり記録④ 実り〜収穫編

2023年お米作り記録④ 稔り〜収穫編
2023年のお米づくりの記録も最終編、収穫です! この年に作った2枚の田んぼ。それぞれの結果やいかに、、、! ミナミニシキ(18アールの田んぼ) こちらは、ミナミニシキを作った田んぼ。前回のブログで書いた通り、色んな種類の草に苦戦した田んぼ...

自然素材工房はちどり 康平

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