2024/2/20 令和5年産のお米 残りわずかです

お米作り

昨秋の販売開始後、FBやインスタのDMや、各販売サイトからたくさんの方にご注文いただき、暴売れはしませんが、コンスタントに在庫が減っていき、残り僅かになりました。

お米を自給したくて、自分たちが食べたいお米を作りたくて、汗を流して作ったお米を毎日家族でいただいています。

今年は250kgほど出た余剰分を販売させてもらっており、残りの在庫は40kgになりました。(お取り置きご注文分は別で確保しています)

農家である僕自身が納得して設定した価格で、「本当に美味しい」と言って買っていただける方がこんなにも居られ、本当に嬉しく思います!

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お米の値段って、200円/kgで売る人もいれば、1,000円/kg以上で売る人も居る。僕が販売させてもらっているお米は、800円/kgがベースです。

世間では安いお米の方がたくさん売れてる(はず)。安さって魅力ですよね。

農協に出荷してる農家さんは、だいたい200円/kgくらいで売ってることになる。3反の田んぼで20俵穫れても売上は24万円。そこから、苗代、肥料代、乾燥代、籾摺り代、燃料代や除草剤にお金を払ってるので、赤字になることもザラだそう。自分の労働賃なんて出ない。

肥料や燃料代は上がる一方。上がらないお米の買取価格。後継者もおらず、儲からず、お米づくりから離農する人。

お米づくりをしていたら、そんな話を聞くことは当たり前。安さって魅力。僕も買い手なら安さはやっぱり魅力的。

買い手が変わらないと、作り手も変われない。と、ずっと思ってた。

けど多分そうじゃない。

お米に関して僕は「作り手」。

なので買い手のことじゃなくて、やっぱり作り手としての在り方次第。

先日、「酒米作らんか?」と声をかけてもらった。うるち米に比べると高い買取価格に、さらに国の補助金もでるらしい。

けど酒米特有の作る難しさもあるそうで、慣行的に肥料や農薬が使われることがまだまだ一般的らしい。「自分たちが食べるお米じゃないなら割り切って慣行農法したら?」とも言われたけど、僕のスイッチはそこじゃない。

自分たちが食べないお米でも、自分たちが食べたいお米と同じように作りたい。ただ頑固なだけかもしれないけど。笑

けど、それが自分の歓びになるかどうかに直結するポイントなんだから、仕方ない。

慣行農法を否定するつもりは全く無い。

自然栽培や自然農だけを肯定するつもりも全く無い。

作りたいお米を作らせてもらえる環境がただただ有難い。

いいんだよ、安いお米もきっとまだ世の中に必要なんだから。それはそれで。

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さて、来年も自分が歓ぶお米を作るための準備が始まる季節になってきました♪

お米づくりは体も頭も使って大変だけど、楽しくて、嬉しくて、ハマってきました!笑

残り僅かになったお米は、以下のサイトからご注文いただけます♪

[とっとり市(いち)]

自然素材工房はちどり:とっとり市(いち)- 20世紀梨・松葉ガニ・鳥取市の特産品通販
自然素材工房はちどりのとっとり市ショップページです。鳥取県産の間伐材から製作した木工製品や、自然栽培により自家栽培した農産物を取り扱っております。

※2月末まで30%offのようです。安さは魅力。笑

[STORES]

自然素材工房はちどり オンラインストア
鳥取県八頭町に拠点を置く小さな木工所です。「皮むき間伐」という方法を取り入れた杉や桧の人工林の間伐、伐採、製材、加工、販売までを手掛ける"木の6次産業化"に取り組み、天然乾燥の木製品を製作しています。

※こちらは自前販売サイトなので通常価格です。

自然素材工房はちどり 康平

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