今年の春にご依頼いただいたお宅へ、きらめ樹間伐材の天然乾燥フローリング材を納品致しました♪
桧の無垢材。もう、製材から加工中ずっと、むちゃくちゃいい香りがします。
今回のご注文は、30mm厚のフローリング材で、本実突付加工。この凹凸形状をはめ合わせていくことで表面に釘頭が見えない仕上げになります。
床の表面になる面は超仕上げカンナでツルツル♪ 糸面取りも終わり、出荷準備完了です!
(フローリング製作中の様子は、一切の写真を撮り忘れております。笑)
トラックに資材と大工道具を積んで、鳥取から神戸へいざ出発!
そう、今回はフローリング材を納品するだけではなくて、施工まで任せていただきました♪
今回施工する六畳間。元々、畳の和室だったお部屋を、フローリング化します。
畳の下に張ってある板はそのまま残し、畳下板の下にある根太の位置に合わせて20mm厚の胴縁を張ります。胴縁は455mmピッチ。ちなみにこの胴縁も、天然乾燥のきらめ樹材。
そして、30mm厚のフローリング材を張っていき、完成!
(例によって、施工途中の様子は一切の写真を撮り忘れております!笑)
455mmピッチの根太に30mm厚のフローリング板を張ったためかなりしっかりしています。強度だけなら20mm厚くらいでもいいのかもしれません。
実は納品2日前に施主さんから「”流行の感染症”の検査で陽性になったからお手伝いできない。。。」と連絡をいただいていました。
それもあり今回は、ハチドリ工房の見習い大工さん(9歳のむすこ)に「仕事手伝ってくれんかー?」と話を持ちかけたところ、「あー、行こうかな。」と何やらフラットなトーンの返事をもらえたので笑、付いて来て貰いました♪
けど本人はしっかり仕事で来ている自覚があるので、大人よりも多目に休憩を取りながらも、しっかり動いてくれ、助かりました。
なんだかんだで一緒に施工してくれた施主さんと、見習い大工のむすこのお陰で、何とか暗くなる前に施工完了できました♪
手伝ってくれたお礼に、楽しみにしていた塩元帥のラーメンをいただき、家に帰り着いたのは夜中の12時。お疲れ様、有難うね。
間伐、製材、製品加工、納品、施工、全てを一貫して手掛けさせていただきました。
“木の6次産業” を仕事にし、自然素材と天然乾燥にこだわり、一点のやましさも作らない、ハチドリ工房の仕事。
そんな父の仕事を全て見ているむすこ。
一切の “隙” も “手抜き” も見せることはできません。
勝手に育っていく子どもたちに対して、親が、大人ができることは、”生きる” を見せること。
むすこがよく言います。「早く大人になりたいなー」
僕はいつも答えます。「大人は楽しいでー!」
さて、仕事も遊びも同じ軸上にある暮らしが続いていきます。
自然素材工房はちどり
康平
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