イベント数日前に友人のFacebook投稿で知った、大地の再生を取り入れた畑の見立てと再生作業のワークパーティ。
自宅から片道2時間半、行ってきました神戸三田の畑へ。
最近は自分たちの暮らしの土地を整えるために時間を多く使っていたので、外のイベントに参加するのは久しぶりの感覚。でも直感で行く!と決めて参加させていただきました♪
今日のフィールドは、岡本よりたかさんのたねのがっこうの学びの場になっている畑。
効率の良い長方形の畝と、見た目に柔らかい円形の畝が並んでいる美しい畑です♪
昨日雨が降ったという現地は、畝間の溝にビッチリ水溜り。そして表面から10cm掘れば粘土層。元は水田の畑です。
まずは畑の周辺環境を眺めながらの全体見立て。山からの水脈と、舗装道路やU字溝で填圧された土中の水の流れを見て、マクロに状況を観察します。
その後、畑に移動して畝間にかかっている草を風の草刈りで、風のとおり道を作ります。
風が通れば、土中の水も空気も通りだす。
毎回不思議に感じますが、少し草を刈るだけで風が変わるのを優しく感じるんです。
そして午後からは、畑の縁辺部への脈作りと天穴堀り。ガッツリ土木作業です。笑
脈を作る工程、点穴を作る工程、それぞれやることは単純ですが、そこには排水、通氣、通水、土留、など複合的な機能が有ります。
天穴はホールディガーを使って一瞬で。笑 機械のチカラ、オソルベシ。。。
開けた天穴に、割竹や笹枝葉などの有機物を詰めます。微生物の住み家、土留、排水、通氣、、ここにも複合的な機能が詰まっています。
最後に脈の溝全体に笹枝で施します。詰めすぎず、隙き過ぎず、のいい塩梅があります。
大地の再生は、暮らしに直結する超実践的な内容で、毎回沢山の学びが詰まっています。
そして初めての地に行くと必ず素敵な出逢いがあり、実はそれが一番の収穫だったりします♪
氣持ちの良い、良き1日でした。
自然素材工房はちどり 康平
コメント