昨年の8月以来、9ヶ月ぶりに、原点回帰のメンバーさんと一緒に兵庫県佐用町の杉の山へ入らせていただきました。
原点回帰さんと入らせていただくのは今回で3回目。
初めましての方、2回目ましての方、そしてなんと3回目まして(皆勤賞!)の方も居られ、とても嬉しいスタートになりました♪
内容は事前に主催者さまである原点回帰の副帰長の方とご相談し、お箸作り/コースター作り&皮むき間伐体験 での開催です。
ハチドリ工房ではお箸作りワークショップは各地で何度も開催させていただいていますが、実はコースター作りは初めて。
どこから始めて、何をしてもらうのか?少し悩みつつ、材料の四角い板、鉛筆、糸のこ盤、焼きペンを用意し、好きな形にしたり、焼きを入れてもらったりの内容にしました♪
そして定番のお箸作り。初めての方でも、少し苦労しながらも個性的な素敵なお箸が出来上がりました♪
この日、出来上がった作品たちです♪
楽しんでもらえるかな、と思ってたワークショップも大成功♪
そしてお昼を挟んで、山にお邪魔します。
今回は時間の都合で「お話会」は割愛していました。通常のお話会では、皮むき間伐のこと、その背景にある日本と世界の森のこと、暮らしとの繋がりなどを2時間くらいしっかりお伝えしています。そこから山に入ってもらう流れ。
今回はそのお話会の代わりに、予定にはなかったプチお話会(紙芝居)を急遽、山でさせてもらいました。
それから、今日間伐をする区画をみんなで作り、選木です。
どの木の命をいただくのか、いつも時間をたっぷり使い悩む選木ですが、今回もかなり悩みました。みんなで考え尽くしました。それがなんとも尊い時間で、僕は大好きな時間です。
そして選木が終われば、皮むきの時間!
いつも通り、皮むきをする前の感謝のお祈りをお酒、お塩、お米でさせてもらいますが、今回のお塩は特別。
山から海に、命の循環。その山から川を流れて注ぎ出ている海から海底湧水を取らせていただき、海底湧水塩を作り、それを根源である山にお返しさせてもらいました。その想いを少し熱くしゃべってしまいました。笑
さて、皮むきですね。
ここまでちょくちょく登場しているこの男の子、実は皆勤賞なんです。笑 だからやること分かってて、率先してめっちゃ動きが良い!
こどもと山に入って、当たり前にこういう経験ができる。そんなつなぎ役のようなお役目をいただけているのも本当に有難いことです。
この日は13人で、20本の杉を皮むきさせてもらいました。どれも真っすぐで枝打ちされた素性の良い木たちです。しっかりと活かさせていただきます。
皆さん、ほんと良い顔されてます!
きらめく木肌と、森の歓びが聞こえてくるような清々しい氣持ちで山を後にしました。
有難うございました。
自然素材工房はちどり 康平
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