2021/5/15 皮むき間伐「きらめ樹」レポート@兵庫県新温泉町

皮むき間伐

月齢は、新月から3日目の上弦のサイクル。
暦のうえでは立夏を過ぎ、初夏の陽気が漂う晴れの日。
中国山地の山々の緑もより一層深まってきました。

そんな最高の日に、いつもお世話になっている善住寺さんにて今年初のきらめ樹主催イベントを行いました✨

午前中はお寺で森と暮らしのお話。初参加方がお二人。
お一人は兵庫県の自然学校でお仕事をされている方。
もうお一人は以前にも別のトークイベントで僕のショートバージョンのお話しを聞いていただいていた方。

第一部として、日本の山の現状はさらっと、世界の原生林破壊、パーム油、F4スター等級、ネオニコ、など暗い話もしっかりとお伝えしました。
第二部は、第一部でお話した現状を背景として、じゃあ「自分たちには何ができて、何を選択するの?」「誰でもできる山の手入れ、間伐のやり方がありますよ♪」と楽しいお話。

お話会会場には皮むき間伐から生まれた木材で作らせていただいた製品を並べさせていただきました♪

午後は子ども達も含めて参加者がぐっと増え、森に入って選木&皮剥き!
まずは、「どの木の命をいただき(=皮をむき)、どの木を未来へ残すのか」を選ぶ「選木」という作業を行います。

皮剥き前にはお神酒、米、塩で感謝の祈りを捧げて、いただくいのちを大切に使わせていただくことを誓います。

選木、お祈りが終われば、次は皮むきに入ります♪
竹べらと木槌を使い、コンコンコン、、ペリペリペリ、、と子どもたちが大活躍です♪

最後は、皮剥きせずに残すことにした木を囲んで500年後のイメージの時間。
この、感謝の祈りや、明るい未来へのイメージの時間が、この活動の純粋な魅力だと思っています。

日常では息苦しい思いをされている方も居られたと思いますが、みんな、おもいっきり森の美味しい空気を吸ってもらえただけでも良かったかな😊✨
兵庫県新温泉町の善住寺での次回イベントも予定しています。乞うご期待ー!

自然素材工房 はちどり
康平

コメント

タイトルとURLをコピーしました