2023/4/30 薪のキッチン かまど完成!②~設置・完成編~

リノベーション

さて、かまど設置工事の準備が整いました!

設置準備編の記事はこちら

まずは基礎を立てるための土間製作です。

土間を作る前

土間を作る場所は、床下を補強した、普通のフローリングの上です。

木枠を設置
サイコロブロックを敷き詰める。廃材でまだまだ沢山ある。。

まずは木枠を作り、土間のベースになるサイコロブロックを敷き詰めます。

そこにモルタルを流し込み、厚さ10cmのモルタル層の土間を作ります。

ここまででこの日の作業は終了。

土間が乾いたらコンクリブロックで基礎作り。淡々と積んでいきます。

二段目で積み終わったら、仕上げタイルを一部先行で貼ります。リビング薪ストーブと統一感出すために同じレンガタイルで。これも廃材いただきもの。

何となく基台の形が見えてきましたー!コンクリ平板(30cm x 60cm)を4枚並べて基台Topを作ります。

写真だけ乗せると淡々としてますが、コンクリブロックにも10cm厚と12cm厚が有ったり、完成後に角になる部分は面取りしてから積んだりと、なんだかんだ試行錯誤しながらの作業。やりながら考える!やりながら柔軟に変えていく。

この時点で若干基台が水平じゃなくなってますが、もうそのまま行きます。。。

基台の上に、かまどの本体になる外枠をコンクリブロックを積んで作ります。

ここからはいよいよ耐火レンガの出番です。 色んなホームセンターやネットを探しましたが、コメリの「耐火ブリックヤード」が一番お買い得。100個以上使うので、1つが数百円違っても結構な材料費の差です。

ホントは、粘土からレンガを作る所からできればもっとワクワクポイントだったんですが、今回は短期間で仕上げたかったので割り切って買うものは買いました。

焚き床と外枠、焚口の枠を取付けます。

この鋼製枠は、平鋼を曲げて穴あけした手作りです。焚口の蓋になる鋳物製のモノを探してもなかなか無く。じゃあ作ってしまえーのノリで。鋼を扱うのは素人なので仕上がりは悪しからず。。

焚口の蓋をセットして、4段目まで積み上げました。

上から見るとこんな感じ。左側と奥の二口が繋がり、右側が一口独立のデザイン。

最終5段目を積んだところ。もう、パズルです。耐火レンガ切りまくって粉まみれ〜。。

釜輪から離れた隙間は粘土も併用して埋めていき、焚口の姿が見えてきました!

周囲のコンクリートブロックの穴には、下に藁を詰め込み、上から粘土で蓋をします。

完成まであと一歩!

基台部分はレンガタイルを貼り、上部分は漆喰で仕上げました。どーせすぐ黒くなるけどね。笑

自作の焚口もいい感じです。

煙突も設置して、完成ー!

ワクワク、いざ、試し焚きー!

左右の焚口が煙突下で繋がってるので、両方の焚口の開け閉めの具合でちょっとコツが必要ですが、ばっちり焚けましたー!

構想2年、あれやこれや考えて動けていませんでしたが、「やる!」と決めてやり始めたら、

上水管&下水管の配管、床下の補強、煙突の壁抜き穴、土間コン敷設、基礎、かまど製作と、実働1週間くらいで完成しましたー!

いくら机上で考えていても限界がある。

とにかく何となくのイメージが湧いたら、やり始めてみる!で、やり始めたら色々変更も出てくるし、こーしたらもっと良くなる!アイデアも浮かんでくる。

何よりどんどん形になっていくのが、自分でもむちゃくちゃ楽しい。。!

この感覚はクセになりそう。

ということで、薪のキッチン工事、これにて完了です!

自然素材工房はちどり 康平

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