鳥取市内の中学校向けにお箸作りワークショップの講師を受け給わり、お箸作り用の治具をたくさん作りました♪
こちらが完成形!
いくつかのパーツを組み合わせて製作。メインの本体部分です。
箸の太さに傾斜にができるよう、治具側に傾斜溝を付けています。
両サイドにカンナガイド用の部材を取り付けます。両サイドのL型の溝高さは、本体よりも1mm程度高くし、カンナ刃で治具本体を削らないようにしています。
完成ー!
手持ちのカンナに合わせて製作したオリジナル治具。
初めての人の使い易さを考慮して、敢えて自由度は削り「こうにしか使えない」ように作ったつもりです。で、結局シンプルなモノになったと思います( ^^)
そして治具製作から約1週間後、お箸作り体験会当日です↓
間伐材でつくるお箸作り体験と、なぜ日本の間伐材を使うのかの学習として森のお話しをさせて戴きました。
会場は、この春リニューアルオープンした八東ふるさとの森 。(ブナの林に囲まれ、珍しい野鳥も多く飛来する野鳥愛好家の聖地でもある。)
初めてお箸作りをする人にも作りやすいように、をポイントに治具も手作りで準備して当日に臨み、思ったよりも時間は掛かったけど、みんな上手に作ってたんじゃないかな~と思います^^
なぜ日本の間伐材を使うのか?その背景を伝えるには、日本の山の現状、世界の原生林破壊の現状、外材がどれだけ日本人の生活に関わっているか、この3本柱は外せない。始めは作ったお箸の余韻に浸っていた生徒さんたちも、話を進めるにつれてぐっと聞き入ってくれた感触がありました。
『これはあなたたち次世代の問題では無くて僕たち大人の責任だと思う。ただ10年後には大人になるあなたたちが、知っているかどうかは大きな違い。』大人でも知らない話がバンバン出てきます。お伝えさせていただく機会をいただいたので、大人相手と同じように、しっかりとお伝えさせてもらいました。中学3年生とは思えないほど(?笑)、素直で無邪気な生徒さんたちと、楽しく、真剣に向き合えた善き時間でした。
自然素材工房 はちどり
康平
自然素材工房 はちどり
康平
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