最近のブログはお米作りや車のメンテネタが多かったですが、久しぶりに木工所ネタです。笑
ハチドリ工房で使用している簡易製材機 Norwood社製 LM30。
何日か使っていると帯鋸の刃の切れアジが落ち、製材精度が悪くなるので定期的に刃の目立て(刃研ぎ)が必要になります。感覚的にですが製材30〜50時間くらいで目立てするイメージです。(ほぼ杉か桧のみ)
目立てが必要な刃が溜まってきたので、Norwoodを導入してから初めての目立てです。
こちらが、昨日組み立てたNorwoodの目立て機。木の土台&脚は自作です。
実は組み立ての時にちょっと手こずりまして。組み立てようとダンボールを開封して、取説を読むも、、、何か入ってる部品の雰囲気が違うような、、、?
なんと、まさかの、別の機械の取説が入っていたというオチ。さすが欧米メーカー。信じられないチョンボ!笑
結局、YouTubeで同じ機種の目立て動画を見ながら、見様見真似で組み立て!笑 入ってる部品は足りてて良かった〜笑
さて、目立て機に帯鋸をセットします。
ハンドルをクルクル回すことで、帯鋸の送り&グラインダの上下運動を同時にしてくれるので、砥石の初期位置を合わせたらあとはハンドルを回すだけ。
刃の背側と腹側を別々に研ぐので、一本の帯鋸で2周します。同時に両方に当たるように調整も出来なくはないですが、どっちつかずの粗い研ぎになるので、手間ですが別々に研ぎます。
何と言っても、砥石の初期位置調整が肝!調整がバッチリイケてれば、あとはクルクル、クルクル、回すだけ。途中で当たりが変わってきたら微調整。
背側を研いでいる所↓
腹側を研いでいる所↓
Norwoodの製材機を導入するまでは、ハスクバーナ社製のホリゾンという製材機と目立て機を使っていました。ホリゾンの目立て機はスイッチを入れたら刃の送り&砥石の上下が全自動だったのに対して、Norwoodの目立て機は手動。
途中で当たりの微調整がしやすいし、送りもサクサク進められるので目立て時間も短いし、手動なのはGood!
目立てした帯鋸を製材機にセットしたら、帯鋸全周に灯油を塗ります。ヤニ止めになります。
今回は新品から初めての目立てのため、アサリ調整はしませんでした。(というかアサリ調整の機械は持ってないのです。。。)
目立て後の刃。刃の先端付近のみキラキラしてます。写真じゃ分からない〜。。。ビフォ写真は撮り忘れてますm(_ _)m
さて、目立てができたので、いざ試し挽きー!
動画は途中から5倍速です↓
バッチリいきました♪
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