2025/4/24 トラクタのエンジントラブルと復旧

お米作り

今年も本格的にトラクタに活躍してもらう季節になった、その初日。1反の田んぼを8割ほど耕運し終えた所で急にエンジンストップ。症状としては、

・セル回る、エンジン掛かるが、イグニッションキーから手を離して「Start」から「On」位置に戻るとエンスト。

・さっきまでは付いていた燃料計と警告灯が付かない(ヒューズが飛んだ)。新品のヒューズにしてキーOnにした瞬間に、飛ぶ。

さて、トラブルの時は原因究明に一番時間が掛かる。最初、燃料計系統の配線ショートやアース切れを疑って、見える範囲の配線とカプラ抜いて確認したけど、特に異常なし。

YouTubeで類似のトラブルを探してみると、キーシリンダーの接触不具合が何件かでてきたので、キーシリンダーを分解して、接点復活スプレーとパーツクリーナーで掃除してみるも、復活せず。

ここまでで早々にDIY修理はお手上げ。。なんせ時間かけてられない状況です。

近所の農機具屋さんに見て貰うも、10分そこらで「分からん」と言われてちょっとテンション下がり。それで、最後の頼りでヤンマーさんに来て貰いました。

始めに燃料計の配線カプラを外してエンジンを掛けてみると、エンジンが掛かり、ヒューズも飛ばない。

→と言うことは悪いのは燃料計か、と決めかけたもののイグニッションキーをOnの位置で捏ねながら触るとヒューズが飛ぶことが有る。

→やはりキーシリンダーも怪しいし、(確かここらで)レギュレータが疑わしい、と。(なんで疑いに至ったのかの理由は忘れてしまいましたが)

→エンジン掛けた状態でバッテリー電圧を測ると、エンジン回転数を上げてもバッテリー電圧がほぼ変化しない。

→レギュレータ(ダイナモ(AC)からバッテリー(DC)に変換する機能)が悪いのは間違いない、と。

レギュレータは交換するとして、キーシリンダーがレギュレータに悪影響を及ぼして故障させた可能性も否定できないってことで、キーシリンダーも新品に交換。

左が新品レギュレータ、右が故障品。外観ではどこが悪いのか分からない。。
運転席のカバーを外した、足元のど真ん中に新しいレギュレータを取り付けます。
キーシリンダーも新品に交換。こちらも見た目では不具合分からない。

ついでに、Vベルトも新品に交換。テンショナーを緩めるだけでファンとか何も外さずにベルト交換できる。

新品のベルトに交換後。劣化してダイナモの回転が不安定だとバッテリーにとっても、レギュレータにとっても良くないそうです。

今回は、レギュレータ、キーシリンダー、Vベルトの3点、パーツ取り寄せしてもらって、交換作業は自分で行いました。幸いにも作業自体は何も難しいことが無かったので。

それにしても、20分そこらで原因突き止められる整備士さんホントすごい。そしてすぐにパーツ届けてもらって、めっちゃ助かりました!

無事、トラクターが復活したので、数日の遅れを取った農作業、田植えまでの準備をバリバリ進めます!

自然素材工房はちどり 康平

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