2024/7/28 皮むき間伐体験 with こども園ぱっか

体験会

認定こども園ぱっかとの皮むき間伐体験も今年で3年目。

皮付き間伐させてもらう山は、ここの子どもたちがフィールドにしている山、通称トトロの森。

手前の方は昨年皮むきしたエリア、奥は今回皮むきしたエリアです。

始まりに紙芝居を使いながら子ども向けにお話。。。をするつもりが、子どもたちは思い思いに散らばって遊び始めていて、ほぼいない。笑

さて、ここから先は、ようちえん児たちも活躍の場です!

まずは選木のため、みんなで木の太さを測ります。

毎年メンバーは少しずつ違いますが、2回目以上の子どもも増え、今までで一番みんなの食いつきが良かったです♪

やることも分かっていて、慣れている子も増えてきたのは心強い限り。卒園したOB/OGたちも在園中に経験しているので、即戦力です。

記録は、お父さん/お母さんのお仕事。

区画内の全ての木の計測結果を記録し、断面積合計や本数、木の素性や配置を見ながら、皮を剥く木を選びます。

ここのヒノキ林の間伐前断面積は69m2/ha。

そこから皮を剥く(間引く)木を選んで、38m2/haまで減りました。

さて、皮むきをする木が決まったので、皮を剥く木には、お米とお塩とお酒を供え、お祈りです。

このお供え・お祈りは毎回必ず行っていて、植林から何十年もこの場所に生きた命への感謝と、手入れを続けれ来られた山主さんへの感謝、そして大切に木を使わせていただきます、とお約束をします。

皮むきになると、みんな俄然やる気を出してくれたかな。

みんな清々しい表情!

予定通りの2時間きっかりで、選木と8本の皮むきが終了です。今年はお父さんたちの力も大きかったです♪

自分たちのフィールドの森を、自分たちの手でお手入れ。

森が明るくなり、

そしてこの日に皮むきした木は、来年何に姿を変えるのか。

森からモノづくりまで、ぱっかに関わる子どもたちの手でできる。

それに関わらせてもらえて、本当に有難うございます!

それではまた、来年もこの森で。

自然素材工房はちどり 康平

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