認定こども園ぱっかとの皮むき間伐体験も今年で3年目。
皮付き間伐させてもらう山は、ここの子どもたちがフィールドにしている山、通称トトロの森。
手前の方は昨年皮むきしたエリア、奥は今回皮むきしたエリアです。
始まりに紙芝居を使いながら子ども向けにお話。。。をするつもりが、子どもたちは思い思いに散らばって遊び始めていて、ほぼいない。笑
さて、ここから先は、ようちえん児たちも活躍の場です!
まずは選木のため、みんなで木の太さを測ります。
毎年メンバーは少しずつ違いますが、2回目以上の子どもも増え、今までで一番みんなの食いつきが良かったです♪
やることも分かっていて、慣れている子も増えてきたのは心強い限り。卒園したOB/OGたちも在園中に経験しているので、即戦力です。
記録は、お父さん/お母さんのお仕事。
区画内の全ての木の計測結果を記録し、断面積合計や本数、木の素性や配置を見ながら、皮を剥く木を選びます。
ここのヒノキ林の間伐前断面積は69m2/ha。
そこから皮を剥く(間引く)木を選んで、38m2/haまで減りました。
さて、皮むきをする木が決まったので、皮を剥く木には、お米とお塩とお酒を供え、お祈りです。
このお供え・お祈りは毎回必ず行っていて、植林から何十年もこの場所に生きた命への感謝と、手入れを続けれ来られた山主さんへの感謝、そして大切に木を使わせていただきます、とお約束をします。
皮むきになると、みんな俄然やる気を出してくれたかな。
みんな清々しい表情!
予定通りの2時間きっかりで、選木と8本の皮むきが終了です。今年はお父さんたちの力も大きかったです♪
自分たちのフィールドの森を、自分たちの手でお手入れ。
森が明るくなり、
そしてこの日に皮むきした木は、来年何に姿を変えるのか。
森からモノづくりまで、ぱっかに関わる子どもたちの手でできる。
それに関わらせてもらえて、本当に有難うございます!
それではまた、来年もこの森で。
自然素材工房はちどり 康平
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